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花冠10話

 

花冠10

ハボックが現場に到着すると既にロイもエドワードも到着していた。
「クーパーよくきた。」
ハボックは今回のコールサインだ。
ハボックの姿を見たロイは胡散臭い笑顔で迎えた。二人ははロビーの全てを見渡せる席に座っている。
ロイは憎らしい笑みを浮かべながら向かいの席を勧めた。
いまのところホテルのロビーはいつもと変わらぬ落ち着いたたたずまいを保っている。
作戦を悟られないようロビーに入っている人数は少ない、だがエドワードがちらりを見回した範囲でも見知った顔ぶれが何気ない顔をして喫茶スペースで茶をすすっている。この建物を中心に、裏口や近隣の建物の屋上ホテルのバックヤードにもまんべんなく人を配置してあるのだろう。
ティーセットをとりあげたエドワードがちらりとロイの方をみるとニヤリと不敵に笑う姿があった。
「ベイカーから連絡があり次第観光に繰り出すとしよう。」

 

 

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