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花冠2話

 

花冠2話

「なあってか俺たちこんなにのんびりしててもいいのかよ」
「あちらがいい子にしてるんだかまわんよ」
エドワードは編み上げた花冠をロイの方に投げて寄越しひょいひょいとサンドウィッチを二口で口にほおりこんでもしゃもしゃ咀嚼する。
ロイはポットからハーブティをついでわたしてやった。
ハーブティーで口の中の物を丸飲みしてエドワードが口をひらく
「他にいっくらでも手はあるのに、なんだってピクニックなんだよ。」
「公園の芝生でやることといったらこれしかあるまい?君もそう思わないかい?
私は役得だ君の手料理を堪能できたしね。いいことずくめだと思わないかね?」
ロイはクツクツ笑いながらこたえる。
エドワードは厭な笑い浮かべやがってと少々むかついたが作戦中だったと思い出して怒りをおさめた。
「なあ…おれ頭痛くなってきた…ところでさっきから通りがけに覗かれて視線が気になるんだけどいったいなんなんだろ?俺たちすっげー怪しい?」
と振り向いたエドワードの視界には爆笑をこらえてうずくまるロイの姿がだった。
「あんた何笑ってるんだよ!」
エドワードが不機嫌オーラを垂れ流して睨み付たエドワードの側にボールが転がってきた
エドワードはボールを拾い上げ走り寄ってきた子供に投げかえしてやった。
「ほい、ボール」
投げたボールが放物線をえがいて子供のてにおさまると子供は礼儀正しくもたどたどしく礼を言ったが続いて爆弾発言をかました。
「ありがとうお姉ちゃん」
「お…っ…」
下を向いたエドワードの額には青筋が浮いていたがエドワードは任務中とぐーーーーーーーっと我慢して、引きつった…端から見たらにっこりと笑って子供にボールを投げ返してやる。
保護者らしき老婦人が子供に向かって歩み寄り子供にお礼は言ったの?とか
気をつけなきゃ駄目よなどと小言をいった。
こおした場面ではそおいった対応をするのが普通だからなのか女性であれば老女であろうとも丁重に扱うべきだという普段からの行動基準に照らし合わせてなのかとてもにこやかかつ優雅に老婦人をあしらう。
「こんにちはマダム。今日はとても良い天気ですね。お散歩ですか」
「ええ、孫と遊びにきたのよ元気な盛りだから家にいるのはかわいそうですもの。
あなたはデート?本当にかわいいお嬢さんねV」
エドワードのこめかみに青筋二つ。
いつもの可愛いなどの小さいを連想させる単語は禁止!俺様に言おうものなら息の根止めると言いきるエドワードだったが実際のところ。
おやくそくと言おうかなんといおうかそんなもので、からかう意図も貶めようとする悪意があるわけでは無いので任務中なことも手伝って不快だが暴れないというところで今回だけは聞かなかったことにした。
エドワードは大佐と老女の話を適当に聞き流しながら男の方へ意識をむけていた。
男がベンチから立ち上がったのがみえるエドワードはロイの袖を引き、いつもより抑え気味の音量で呼びかける。
「ハロルド!もう戻らないと遅刻するぞ!」
「おっとそれはいかんな」
「レディー折角のお話の腰を折って申し訳ないのですが、もうすぐ昼休みが終わりますので私共はこれで失礼致します。」
ロイも時計を見るふりをしながら老婦人に話の途中で立ち去る非礼を詫びエドワードと共に出口へ向かってあるきだした。
「荷物を持とう」
エドワードの返事も待たずにさっさと荷物を奪い取る
『軽いからいいって』
と言ったところで無駄なのでエドワードは黙っていることにした。

 

 

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